のぴぴのメモ

自分用のLinuxとかの技術メモ

2020-01-01から1年間の記事一覧

Amazon ECS タスク定義の"タスクサイズのCPU"と”コンテナのCPUユニット”の違いを調べてみた

こちらはAWS Containers Advent Calendar 2020の13日目の記事です。 本記事は個人の意見であり、所属する組織の見解とは関係ありません。とてもこまか〜い話ですが、Amazon ECSのタスク定義設定ではCPUのリソース設定に関して以下の2つのパラメータがありま…

AWS環境のRHEL7/8にDNSキャッシュ(dnsmasq)を設定してみた

AWS環境にRHEL8とRHEL7にdnsmasqを利用したDNSキャッシュを設定した時の手順メモです。ネットワーク設定にDHCPを利用している環境の場合、DHCPとの整合性を合わせる部分が鍵となります。 RHEL8とRHEL7の違いですが、RHEL8はNetworkManagerがよろしくやってく…

アカウントに対してS3 block public accessをCLIで設定してみた

AWS

AWS CLIを利用してS3のパブリックアクセス ブロックを設定しようとしたら、設定対象によってCLIのコマンドが異なるという面倒な仕様だったのでメモを書いておきます。またAccess Pointは、Access Pointの作成時しかパブリックアクセス ブロックの設定ができ…

C言語/glibc getaddrinfo()を使ってホスト名からIPアドレスに変換するサンプル

getaddrinfo()による名前解決とIPアドレスに解決した情報の参照方法のサンプルコードを以下に記載します。またおまけで、getaddrinfo()を実行した時の挙動をざっくり説明します。

AWSで動くRHEL 7のレポジトリ名称がいつの間にか変わっていた件について(RHUI2->RHUI3)

RHEL7にdockerをインストールしようとして、二年前に確認した手順でセットアップしようとしたらうまくいかず、2時間ぐらい唸っていたら、いつの間にかRHUIがバージョンアップしてレポジトリ名称がごっそり変わっていたらしい。 access.redhat.com 変更例 以…

BINDのResolverを UserDataとAWS CLIの"ec2 run-instances"で作成する

検証などでVPCの中にDNSリゾルバーを個別に立てる場合に、bindのインストールや設定をUserDataに埋め込んでしまうことで、OSへのログインをせずにbindによるDNSリゾルバーを作る手順です。かつマネコンではなくAWS CLIで作っています。

Amazon S3のバケットのバージョニング設定とオブジェクトのバージョンの遷移を確認してみた

AWS

はじめに バケットのバージョニング設定により、オブジェクトのバージョンがどのように遷移するのかがいまいちわかっていなかったので、実際に動かして整理してみました。 まとめ バケットのバージョニング未設定の場合、オブジェクトのVersionIdはnullにな…

バージョニングが有効なS3バケットをAWS CLIで空にする手順(オブジェクト1000個以下)

AWS

S3のバケットを削除する場合、まずバケットを空にする必要があります。ここではAWS CLIを利用しバケットを空にし、その後にバケットを削除する手順を記載します。 具体的には list-object-versionsでオブジェクトをリストアップし、delete-objectでオブジェ…

AWS NitroインスタンスのLinuxでEBSボリュームを特定する手順

m5・c5・t3などのNitroタイプのインスタンスを利用している場合にOS上で認識しているボリュームがどのEBSボリュームかを、Volume IDベースで確認する手順です。 なおXenベースのインスタンス(m4以前、c5以前、t2以前など)は調べた限りでは、残念ながらVolume…

PostgreSQL11.6のクライアントの共有ライブラリ&開発ツール(32bit)をソースコードからビルドする手順(on RHEL8)

諸事情で、PostgreSQL11.7 クライアントとクライアントの開発環境をRHEL8上で、32bitで準備する必要があって手順を確認したものです。32bitでビルドするポイントはconfigureの時にオプションで"--build="i686-pc-linux-gnu" "CFLAGS=-m32" "CXXFLAGS=-m32" "…

AWS Security Hubのマルチアカウント一括設定スクリプトを使ってみる

AWS

AWSが提供しているAWS Security Hubの一括設定ツールを試したのでそのメモです。 なんでこのツールを利用したかと言うと、AWS Security Hubはリージョン単位のサービスのためリージョンごとの設定が必要で、かつマルチアカウント構成の場合アカウント毎の設…